旬の野菜

>> 2019年4月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2019/4/1更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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アスパラ

アスパラ

ユリ科の多年草で、南ヨーロッパからウクライナが原産地です。古代ギリシャ時代から栽培されており、日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられました。
主に鑑賞用でしたが、食用としては大正時代に北海道で栽培が始まりました。「アスパラ」はギリシャ語で「新芽」を意味しているそうです。季節ごとに産地が変わり3月頃は栃木県、4月〜7月は福島・長野・北海道と移動しながら市場に入荷してきます。

筍(たけのこ)

筍(たけのこ)

  • 孟宗竹(もうそうちく)
    関東で売られているたけのこは、ほとんどがこの孟宗竹です。大型で肉厚で、柔らかく香りも良く、えぐみが少ないのが特徴です。中国江南地方の原産で日本には、今の沖縄経由で薩摩に植えられたのが最初と言われています。2月下旬に九州で出始め、5月下旬頃まで各地で収穫が続きますが、京都産のものが有名です。

  • 真竹(まだけ)
    関西、特に京都に多く生産されます。日本に古くからあった竹です。たけのこが出てくるのは一番遅く7月です。アクが強くやや苦味が強い品種です。

  • 淡竹(はちく)
    九州、関西近辺から出回り、耐寒性があるので北海道にも生産されています。皮の色は赤紫で先端が淡い緑色の美しいたけのこです。 成長した竹も粉をふいた淡い緑で大変美しいです。やや甘みに欠けますが、アクが少なく、味も淡白で、しゃきっとした歯触りがあります。地上に出てから収穫されます。5月〜6月が旬です。

  • 根曲がり竹
    山陰・東北・北海道で人気です。 根元で茎が湾曲して立ち上がることからその名がつきました。日本特産のたけのこで、小型で細く、アクが少なくきめ細かい歯ざわりで美味です。

そら豆

そら豆

古くは古代エジプト・ギリシャ・ローマなどで栽培され、日本に渡ってきたのは8世紀頃です。また、そら豆を「空豆」と書くのはさやが空をむいて実るところからついた名前ですが、さやの形が蚕の形に似ているところから「蚕豆」と書くところもあります。
品種は、豆の大きさによって、大粒種(一寸そら豆) 小粒種(八分豆)、長サヤ種に分類されたり、収穫期によって、完熟したものを採る種実用種(乾燥豆用)、若いうちに採る青果用種と早生種、晩生種(おたふく)などと分類されたりします。
現在ではサヤが大型で大粒の大粒種(一寸そら豆)が主流となっています。本来の旬は4月から6頃ですが一足お先にご紹介しました。産地は鹿児島・千葉・茨城などです。

さやえんどう

さやえんどう

さやえんどうの旬は、3〜6月です。えんどう豆の仲間のうち、若いさやを食べるものがさやえんどうで、絹さや、さとうざやなどの種類があります。若い実を食べるものはグリンピースです。スナップエンドウなどサヤと実の両方食べられるものもあります。
産地は鹿児島・静岡・愛知・千葉など各地です。

皮付きヤングコーン

皮付きヤングコーン

缶詰や皮を剥いてパック詰めされているヤングコーンはご存じでしょうが「とうもろこし」の最盛期になる前に出回るのが「皮付きヤングコーン」です。
皮を剥いて下茹ですればとても香りが良く甘みがありサラダはもちろん肉巻きやピクルス炒め物、丸焼きにして焦げた皮をむき少し塩をかけて食べて見て下さい。お酒の肴にもなります。産地は沖縄・鹿児島・愛知など、その年の天候によりますが5月頃より順次入荷します。

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