セレベス
別 名:アカメイモ(赤芽芋)
原産地:インドネシアのスラウェシ島(旧セレベス島)
千葉が主要な産地となっており早生栽培されます。草丈が高く、赤茎で、葉柄は緑紫色を帯びており、芽が赤いので、アカメイモ(赤芽芋)とも呼ばれます。イモ類は植え付けた親芋を食べるか、出来た小芋を食べるか、親子両方とも食べるか、茎を食べるかで分類すれば、セレベスは親子両方食べる種類に属します。セレベスは芋の収穫が多く、親芋&子芋ともに大きいです。サトイモ独特のヌメリが少なく、肉質がしっかりしており、おでんや含め煮などの煮物に向いています。
菜の花
春を連想させる「菜の花」ですが、原産地は地中海沿岸、中央アジアとされています。
日本でも安土桃山時代、採油目的で栽培が始まりましたが明治時代以降になって食用としても栽培が広く行われるようになりました。
下ごしらえは、水でよく洗い、薄い塩水でさっと茹でてザルなどに広げて冷まします。この方が色もよく、栄養も逃がしません。お浸しはもちろん、辛子和え、
シチューの具材、生のまま天ぷらなど、ほろ苦い春の味覚をお試しください。大田市場には千葉県、徳島県などから入荷してきます。
ゆず
今月は「香酸柑橘(こうさんかんきつ)」の代表「ゆず」をご紹介します。
香酸柑橘とは生では酸っぱくてそのままでは食べられませんが、香りが良いので果汁を絞ったり果皮を刻んだり、すり下ろしたりして利用します。栄養面ではカリウム・ビタミンCを多く含んでいて、風邪予防、美容効果など期待されます。
産地は、徳島・高知・宮崎など温暖な地域で栽培されていいます。同じ香酸柑橘には「すだち」(徳島)「かぼす」(大分)「ライム」(メキシコ)「シークヮーサー」(沖縄)などがあります。