旬の野菜

>> 2017年10月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2017/10/02更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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まつたけ

まつたけ

独特の香りを持つ日本を代表するきのこで、「万葉集」にも記載があるほど古くから親しまれています。「香りまつたけ、味しめじ」といわれるように、特に香りが強く肉質は緻密で歯触りがよいので、焼きまつたけ、蒸しまつたけ、土瓶蒸し、吸い物、炊き込みご飯、すき焼きの具など、独特の香りと味を生かした和風料理に使われることが多いようです。
国内の主な産地は京都、長野、広島、岩手などで、特に京都とその周辺地域でとれるものが味、香りともによいとされています。1960年ごろからは生産量が減少し、韓国、中国、カナダなどから輸入品も多く入荷していますが、国内産に比べて香りがやや弱いのが欠点です。

食用菊

食用菊

秋の花といえば、菊の花。日本人にとっては、春の桜とともに、馴染み深い花のひとつです。実は、菊の花はどれも食べられるとのことですが、特に味や香りのよいものが、食用菊として栽培されています。「食べられる花−エディブルフラワー(食用花)」の名前が登場するずっと昔から、菊は日本の代表的なエディブルフラワーです。
このほかに淡い紫色の菊もあり、正式には「延命楽(えんめいらく)」という名の品種ですが、「もってのほか」「もって菊」という愛称で広く知られおり、この一風変わった名前の由来は、「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」といったことだといわれています。シャキシャキ感を残すためさっと茹でてお浸し・酢の物で食べて見て下さい。主な産地は山形県・秋田県・沖縄県です。

長いも

長いも

中国が原産の山芋で栽培された物が「長いも」として呼ばれています。消化酵素を含んでいて、肉や魚と一緒に食べると消化を助けてくれます。またネバネバのもとになっているのは「ムチン」という栄養素で、胃の粘膜を保護してくれ細胞を活性化させる働きがあり、便秘の解消にも役立つようです。
しかし、ムチンは熱に弱いのでなるべくならすり下ろしたり、千切りにしての生食がおすすめです。年間通してありますが、新物が出回るのはこの時期です。産地は、青森・北海道・岩手・長野など関東以北が多いです。

野菜

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野菜来月の予告

野菜

来月の旬のおすすめ野菜は、
京にんじん(金時人参)、九条ねぎ、
メークインなどをお届けいたします。

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