旬の野菜

>> 2017年02月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2017/02/02更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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ブロッコリー

ブロッコリー

ブロッコリーはキャベツの変種でカリフラワーとは兄弟の関係です。
原産地は地中海沿岸、イタリア人が好んで口にしたといわれます。

日本に入ってきたのは明治時代です。ただし、一般の食卓に登場するようになったのは1970年代になってからです。今では緑黄色野菜としてもすっかりおなじみですが、始めの頃はツブツブが食感として敬遠されたようです。 ブロッコリーは、イタリア語で(枝)を意味して付けられたもの。私たちが食べる緑の濃い部分は花の蕾(つぼみ)と茎で、茎がアスパラガスのように柔らかいことから、イギリスでは「イタリアン・アスパラガス」、フランスでは「アスパラガス・キャベツ」とも呼ばれ、肉料理には欠かせない野菜として愛されてきました。

現在、世界でもっとも栽培されているブロッコリーの品種は、昭和40年代に日本で開発されたものです。品質や味が良く世界中で栽培されるようになりました。 店頭でみかけるブロッコリーには2種類あります。ひとつは頂花蕾型といって茎の頭に花蕾を1つだけつけるもの、もう一方はわき芽が何本も出てその頭に小さな花蕾球をつけるわき芽型です。

現在では国産だけでなく輸入品も季節を問わずに出回っていますが、冷涼な気候を好む野菜なので旬は11〜3月頃です。この時期には特に美味しいものがお店に並びます。 国内の収穫量割合は、北海道が13%を占め、次いで愛知県及び埼玉県が12%、長野県が6%、香川県及び福島県が5%となっており、この6道県で全国の約5割を占めています。 つぼみには花になるため必要な栄養分がたくさん含まれています。

そのつぼみのかたまりを食べるブロッコリーは、ビタミン・鉄分などのミネラル・食物繊維を含み、特にビタミンCはレモンの約2倍、キャベツの約4倍とのこと。4〜5房を食べると成人女性の1日必要量を摂ることができるといわれています。

スナップエンドウ

スナップエンドウ

えんどう豆のまだ熟さない緑色のうちに食べるのがグリンピース(えんどう豆)です。
実が入らないものが「さやえんどう」、品種は違いますが、実とさや両方食べられるのが「スナップエンドウ」です。えんどう豆は食物繊維とたんぱく質を豊富に含んでいます。またカルシウムやビタミンなども魚や牛肉よりも多く含み、非常にバランスの取れた健康食品です。
産地は鹿児島県、福岡県、愛知県、千葉県などから入荷します。

山菜

山菜

春を告げる野菜のひとつ「山菜」は江戸時代の三大飢饉による食糧難がきっかけとなり、食べ方も工夫されるようになり次第に食べられるようになったと言われています。
茹でて和え物にしたり、天ぷら、炒め物など種類によって食べ方はありますがぜひお試し下さい。市場にはまだハウス栽培ですが「うど」「うるい」「タラの芽」「ふきのとう」「こごみ」など徳島・福島・山形・秋田など各地から入荷してきます。

野菜

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野菜来月の予告

野菜

来月の旬のおすすめ野菜は、
フルーツトマト、筍(たけのこ)、カリフラワー、
などをお届けいたします。

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