ゴーヤ(レイシ)
「ゴーヤ」は熱帯アジア原産で中国を経て17世紀頃、日本に伝わりました。
最初は観賞用でしたが次第に食用にされ、沖縄県・九州地方で栽培されるようになってきました。
最近では関東地方でも栽培されるなどして、一年中市場でも見かけるようになりました。ゴーヤといえば苦味が特徴ですが、苦味をやわらげる調理法としては、薄くスライスする、塩でもみ水にさらす、下茹でするなどがありますが、慣れてくると、苦味が心地良く感じられるようになります。熱に強いビタミンCを多く含みますので夏バテ予防に効果が期待されます。画像は鹿児島志布志の栽培風景。
なす(茄子)
インドが原産地の「なす」は古くから日本に伝えられた野菜のひとつで日本料理にも欠かせない野菜です。種類は大きく分けて2p位の「小茄子」10〜15pの「中型なす」、20〜30pにもなる「長なす」。その他、丸い「丸茄子」水分の多い「水なす」など日本全国にいろいろな種類が栽培されています。
関東地方はこの時期、なすは特に色つやもよく肉質も締まり、どんな料理にしてもとても美味しくいただけます。栃木、群馬、茨城、などから入荷しています。
すだち
徳島特産のスダチは香酸柑橘類で、ユズの偶発実生だそうで、酢として使われた事で"酢橘"と言われたのだとか。小ぶりで果皮は薄く、風味の強い熟す前の果実が収穫され、主に焼き物や鍋物の薬味等に使われます。
現在はハウス栽培・露地栽培・貯蔵物などがあり、一年中利用することが出来ます。
ビタミンC・クエン酸などはレモンより多く含まれていて疲労回復・風邪予防に良さそうです。
来月の旬のおすすめ野菜は、
ぎんなん、蓮根、きのこ、
などをお届けいたします。