旬の野菜

>> 2015年10月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2015/10/01更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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さつまいも

さつまいも

原産地はメキシコを中心とする中央アメリカとされていて、日本へは、東南アジアを経由して中国から沖縄、ついで九州へと17世紀頃に渡来し、18世紀半ばに各地に普及しました。さつまいもは江戸時代初〜中期のたび重なる飢饉によって、やせ地でも凶作時でも収穫できることから救荒作物として注目され広まりました。

市場で主に流通している品種は「べにあずま」「べにはるか」「鳴門金時」「五郎島金時」「紫いも」「安納芋」などです。それぞれ、ほくほくしているもの、しっとりとしているものと特徴があり、ご飯よりカロリーは低く、食物繊維が豊富で、ビタミンC・Eも含まれていますので便秘解消・風邪予防などに効果が期待できます。産地は鹿児島・茨城・千葉・徳島・宮崎など関東以南の各地です。

すだち

すだち

徳島特産のスダチは香酸柑橘類で、ユズの偶発実生だそうで、酢として使われた事で"酢橘"と言われたのだとか。小ぶりで果皮は薄く、風味の強い熟す前の果実が収穫され、主に焼き物や鍋物の薬味等に使われます。現在はハウス栽培・露地栽培・貯蔵物などがあり、一年中利用することが出来ます。ビタミンC・クエン酸などはレモンより多く含まれていて疲労回復・風邪予防に良さそうです。

食用菊

食用菊

秋の花といえば、菊の花。日本人にとっては、春の桜とともに、馴染み深い花のひとつです。実は、菊の花はどれも食べられるとのことですが、特に味や香りのよいものが、食用菊として栽培されています。「食べられる花−エディブルフラワー(食用花)」の名前が登場するずっと昔から、菊は日本の代表的なエディブルフラワーです。

このほかに淡い紫色の菊もあり、正式には「延命楽(えんめいらく)」という名の品種ですが、「もってのほか」「もって菊」という愛称で広く知られおり、この一風変わった名前の由来は、「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」といったことだといわれています。シャキシャキ感を残すためさっと茹でてお浸し・酢の物で食べて見て下さい。主な産地は山形県・秋田県・沖縄県です。

野菜

野菜

野菜来月の予告

野菜

来月の旬のおすすめ野菜は、
零余子(むかご)、紅芯大根、赤ビーツ
などをお届けいたします。

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