旬の野菜

>> 2015年7月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2015/7/01更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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蓴菜(じゅんさい)

蓴菜(じゅんさい)

じゅんさいは水面に葉を浮かべる水草の一種で、淡水の沼に生息します。
じゅんさい沼の深さは約80cm〜1mほどです。沼底に根を張り、そこからたくさんの茎を伸ばし緑色の楕円形をした葉を水面に浮かべます。春から夏にかけて、じゅんさい沼は一面を鮮やかな緑色の葉で覆われます。
茎からでてくる新芽はゼリー状のヌメリで覆われており、食用として摘み取られます。季節料理の酢の物・お吸い物に珍重されています。全国の沼で見ることが出来ますが、食用の産地は秋田・北海道などです。

オクラ

オクラ

アフリカが原産のオクラは明治初期に日本に渡来しましたが、一般的に普及したのは昭和40年過ぎです。旬は7〜9月で、この季節は露地ものが出荷されるため、価格も安定しています。8月は沖縄や鹿児島など南の産地で出荷ピークを迎えます。そして徐々に関東から東北産地に、出荷が移動する時期でもあります。
オクラの特徴であるネバネバはムチンやペクチンなどの食物繊維。ムチンには、弱った胃壁を保護してたんぱく質の消化、吸収を助けてくれる働きがあります。そのため食べた食品の栄養が効率良く、体にいきわたるようになるのです。

ゴーヤー

ゴーヤー

「ゴーヤー」は熱帯アジア原産で中国を経て17世紀頃、日本に伝わりました。最初は観賞用でしたが次第に食用にされ、沖縄県・九州地方で栽培されるようになってきました。最近では関東地方でも栽培されるなどして、一年中市場でも見かけるようになりました。
タイやフィリピンからの輸入もの、長崎や岩手の国内産と周年通して出回っています。
ゴーヤーといえば苦味が特徴ですが、苦味をやわらげる調理法としては、薄くスライスする、塩でもみ水にさらす、下茹でするなどがありますが、慣れてくると、苦味が心地良く感じられるようになります。熱に強いビタミンCを多く含みますので夏バテ予防に効果が期待されます。

野菜

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野菜来月の予告

野菜

来月の旬のおすすめ野菜は、
いんげん、ツルムラサキ、冬瓜、
などをお届けいたします。

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