春を連想させる「菜の花」ですが、原産地は地中海沿岸、中央アジアとされています。
日本でも安土桃山時代に採油目的で栽培が始まりましたが、明治時代以降になって食用としても栽培が広く行われるようになりました。下ごしらえは、水でよく洗い、薄い塩水でさっと茹でてザルなどに広げ冷まします。この方が色もよく、栄養も逃がしません。お浸しはもちろん、辛子和え、シチューの具材生のまま、天ぷらなど、ほろ苦い春の味覚をお試しください。
大田市場には千葉県、徳島県などから入荷してきます。

これから２月頃までが旬の野菜。画像のように地面から伸びた茎にらせん状に実をつけてなります。
栄養面ではビタミンＣを多く含み肌荒れ、風邪の予防に効果が期待されます。また、他の野菜よりβカロテンも多く免疫力の向上に役立つとされています。シチューの具材、料理の付け合わせなど用途も色々ありますので是非ご利用下さい。
産地は静岡県が９割以上で僅かに長野県・北海道でも栽培されています。

冬に欠かせない野菜といえばやはり白菜です。
鍋物、漬け物、煮浸し、サラダ等とにかく寒い冬には大活躍します。白菜は煮るとかさが減り、甘みも出るため、油分の多い肉や魚をさっぱり食べることがでます。また、食物繊維も豊富なので便秘の解消も期待されます。栄養はカリウムやカルシウムなどのミネラル分が比較的多く体の調子を整えてくれます。
産地は茨城県、長野県で全体の半分を、あとは群馬県、栃木県など各地です。