原産地は日本という説とインドや中国からという説があります。
地下茎から出る花穂を「花ミョウガ」「ミョウガの子」といい、若い茎を光を当てずに栽培したものを「ミョウガタケ」と呼びます。現在は年間を通して高知県から入荷していますが、これからの時期は群馬や秋田などから入荷が始まります。

みょうがの主な成分はビタミンCとカリウムです。みょうがに含まれる独特の香りは、アルファ・ピネンという成分でこの香りが刺激となり胃の働きを活発にします。そうめんや冷奴にみょうがの薬味を利かせて食べれば、夏バテ防止にもつながります。

今では当たり前のようにスーパー、八百屋で見かけるようになった「博多万能葱」は昭和５０年代、福岡筑前地区で生産している青ネギをもっと全国に販売出来ないかという思いで始めた取り組みが実を結び、現在に至っています。

まず、知名度を上げるために首都圏市場への売り込み、トラック輸送をやめ、ジェット機を使った空輸への切り替え、鮮度を保つため発泡スチロール箱へ変更など様々な努力をしました。そしてなにより、現在でも選別は手作業で行われていて一本一本丁寧に取り扱われています。そんな隠れた物語がある「博多万能葱」を是非皆さんも薬味だけではなく炒め物や肉巻き、卵焼きなどに利用してみては如何でしょうか。

数種類の若葉を彩りよくミックスした野菜で、パックを開けて水洗いすればすぐに食卓に出せる手軽さで最近人気が出ています。いろいろなメーカーから出されていて、内容も様々ですが代表的なものをあげてみると「ルッコラ」「デトロイト」「レッドロメイン」「チコリ」「エンダイブ」「「カラシミズナ」「ターサイ」「ロロロッサ」「レッドスピナチ」などです。
年間を通じて入荷していること、栄養面でもミネラルやビタミン類など豊富に摂れる事などから、今後も需要は伸びそうな野菜です。