スティックセニョール(茎ブロッコリー)
スティック状のブロッコリーの野菜です。
中国野菜のカイランとブロッコリーを交配させて種苗会社が開発した野菜です。普通のブロッコリーと違って、そのまま茹でることができ、下ごしらえが簡単です。
後は、さっと炒めたり、パスタの具材やグラタン、肉で巻いたりと工夫次第で色々なお料理に使えます。栄養はビタミンCが豊富に含まれており、風邪予防・疲労回復・老化防止などが期待されます。
産地は北海道、愛知、埼玉などです。これから3月頃までは農薬などの使用が少ない栽培のものが入荷してきますので、甘みがありとても美味しくなります。
白菜
冬に欠かせない野菜といえば、やはり白菜です。
鍋物、漬け物、煮浸し、サラダ、等とにかく寒い冬には大活躍します。
白菜は煮るとかさが減り甘みも出るため、油分の多い肉や魚をさっぱり食べることができ、また食物繊維も豊富なので便秘の解消にも期待されます。
栄養はカリウムやカルシウムなどのミネラル分が比較的多く、体の調子を整えてくれます。
産地は茨城県、長野県で全体の半分を、あとは群馬県、栃木県など各地です。
菜の花
春を連想させる「菜の花」ですが、原産地は地中海沿岸、中央アジアとされています。
日本でも安土桃山時代、採油目的で栽培が始まりましたが、明治時代以降になって食用としても栽培が行われるようになりました。下ごしらえは、水でよく洗い、薄い塩水でさっと茹でて「ざる」に広げて冷まします。
この方が色もよく、栄養も逃がしません。お浸しはもちろん、辛子和え、シチューの具材、生のまま天ぷらなど、少し早い春の味覚をお試しください。
大田市場には千葉県、徳島県などから入荷してきます。
来月の旬のおすすめ野菜は、
カリフラワー、ほうれん草、九条ネギ
などをお届けいたします。