旬の果物

>> 2019年4月のオススメ果物をご紹介します : 【 2019/4/1更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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日向夏

日向夏

1800年代前半に宮崎県で偶然発見された突然変異種の柑橘類で、読みは「ヒュウガナツ」。
地方により呼び名が違い高知では「小夏」愛媛・静岡などでは「ニューサマーオレンジ」と呼ばれています。また、他の柑橘とは違う食べ方があり、リンゴのように黄色い皮を剥き白い綿状がついたまま小さくカットして食べます。果汁も多く爽やかな酸味とほのかな柚子のような香りがありとても美味しい柑橘です。これから5月初旬にかけ出回ります。

美生柑

美生柑

約80年前に熊本県飽詫郡河内町の西村徳三郎氏の宅地で発生した文旦の血を引く偶発実生で、昭和10年に発見された品種です。
発祥の地である「河内」と遅い時期に採れるみかんの総称である「晩柑」を組み合わせて「河内晩柑」と名付けられました。 美生柑(みしょうかん)の名前は、愛南(あいなん)町(元:御庄(みしょう)町)マルエム青果の登録商標であり、マルエム青果以外の河内晩柑を美生柑(みしょうかん)の名前で販売することはできません。 各生産地でいろいろな名称が付けられています。
文旦の血筋を惹く果物なので、ほろ苦く爽やかな香りとたっぷりの果汁でとても美味しいです。6月頃までしばらく入荷しますので是非一度お試し下さい。

アメリカンチェリー

アメリカンチェリー

日本に輸入されているチェリーは、主に、カリフォルニア州とワシントン州(アメリカ西海岸の地域)です。カリフォルニア産は5月初頭から始まって6月下旬まで。 ワシントン・オレゴン産は6月中旬から7月いっぱいと、順に店頭に並びます。

    代表的な品種をご紹介します。

  • ビング(BING)
    アメリカンチェリーの主力品種です。全輸入量の約9割を占め、アメリカ西海岸北部のワシントン州やオレゴン州から、6月中旬から7月頃に輸入されます。果皮の赤黒い色から別名"ダークチェリー"とも言われます。果肉も濃い赤紫色で、酸味が少なく甘みが強く、こくがあります。また、病気に強く、果肉が硬めのため長距離輸送に耐えうることも主力品種となった要因でしょう。

  • レイニア(RAINIER)
    日本のさくらんぼに似た赤黄色の果皮をしています。果肉は柔らかく、甘みも非常に強いので、ビングが苦手な人もレイニアなら大丈夫という人が結構いるようです。 カリフォルニア州でもワシントン州でも栽培されていますが、輸入量は少なく、価格もビングより高めです。

熊本すいか

熊本すいか

南アフリカ原産。すでに2500万年前にスイカの野生種が存在していたと考えられています。
栽培の歴史としては、紀元前数千年の昔からエジプト、インド、ギリシャなど古代文明において栽培が始まり、世界中に広まっていったとされています。スイカといえば夏の風物詩。ですが、最近はハウス栽培技術の発達によってほとんど1年中食べられるようになりました。そして、この時期「熊本産すいか」が最盛期をむかえています。
真夏のすいかに負けない位甘みがあり果汁たっぷりでとても美味しいすいかです。見かけましたら手に取り是非食べて頂き、被災地に思いを馳せていただけましたら幸いです。

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