- >> 2017年08月のオススメ果物をご紹介します ： 【 2017/08/01更新 】
- 旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
梨
梨は大きく分けると、日本梨、中国梨、洋梨の３種に分けられます。今回は代表的な日本梨をご紹介します。
- 二十世紀梨
果肉はなめらかで果汁も多く、適度な酸味と糖度を備えた青梨の王者です。千葉県松戸市で偶然できた品種です。主に鳥取県で育てられました。松戸市にはその由来から今でも「二十世紀が丘」の地名が残っています。収穫時期9月上旬〜下旬。 - 幸水
酸味も少なく、甘みと水分がよくミックスされて非常に糖度が高く果肉が柔らかい。収穫時期が早いため、早くから秋の味覚を楽しめます。収穫時期は8月中旬〜下旬。 - 豊水
1つが350〜500グラムと大きいわりに甘みが強く、果汁も多く、肉質も柔らかい。二十世紀と比較して赤梨の王者と言われます。収穫時期は9月上旬〜20日ごろ。 - 新高
赤梨の系統で、少し芳香があり、貯蔵性が高い。大きいもので1つ1キログラムにもなります。収穫時期は10月中旬〜11月中旬。 各地で収穫されますが、市場に入荷してくる産地は、山梨・千葉・茨城・福島・宮城などです。
いちじく（無花果）
いちじくには百種類以上の品種があり、色も、薄いグリーン、ブラウン、赤、パープルとさまざまです。 国内で出荷されるいちじくの約8割が「桝井ドーフィン」という品種です。1909年に広島の桝井氏がアメリカから日本に持ち帰ったのでその名前がつきました。栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まり、ほどよい甘みとさっぱりとした風味が、生食やジャムなどにもおすすめです。田舎の庭にいちじくの木が植えてあり、夏から秋に熟した実を祖母にもいでもらい食べた記憶があります。台風の影響などがなければ10月頃まで出回ります。産地は愛知・和歌山・福岡・兵庫などです。
シャインマスカット
シャインマスカットは平成18に品種登録されたばかりのまだ新しい品種のブドウです。マスカットの香りと高い糖度、そして何よりも皮ごと食べられるという特徴があります。マスカット・オブ・アレキサンドリアほど栽培は難しくなく、その分価格も手頃なブドウといえます。産地は長野、岡山、山梨、山形などです。10月中旬ころまでの入荷となります。
来月の旬のおすすめ果物は、
ピオーネ、栗（くり）、つがるりんご
などをお届けいたします。
