国光とデリシャスから生まれた「ふじ」。果肉がよくしまり、果汁もたっぷり。酸味もほどよく、さわやかな口当たりを持つりんごの代表品種です。そのまま生で丸かじりできるほか、お菓子、お料理にと幅広い食べ方が人気の秘密です。これから寒くなると、「蜜入りふじ」も入荷が始まります。
主な産地は青森県・岩手県・秋田県・山形県などです。

刀根早生柿（とねわせがき）は平核無柿（ひらたねなしがき）の枝変わりです。平核無柿は、山形県鶴岡市の鈴木重光氏の農園で発見され、その後、奈良県天理市の刀根淑民氏の農園で平核無柿の枝変わりが発見されたことから刀根早生（とねわせ）と命名されました。

刀根早生は、合わせ柿です。合わせ柿とは、渋柿をガス処理を行い柿渋を抜いたものです。刀根早生の特徴は、形が偏平で角張っており種はありません。大変、甘くジューシーで果肉が柔らかいことも特徴の一つです。栄養的には、ビタミンＣ・カロテンを多く含み皮膚や粘膜、眼に良いとされています。

「巨峰」と「カノンホール・マスカット」というぶどうを交配して作られたのが、「ピオーネ」です。大粒の紫黒色で、1粒15ｇ位の重さがあり、甘みと酸味のバランスがよく、引き締まった歯触りのよい食感とマスカットの上品な風味が楽しめます。時期は8〜10月頃。主産地は岡山県、山梨県、長野県などです。ピオーネは種ありと種なしがありますが、種なしのものは「ニューピオーネ」とも呼ばれます。