プラム
プラムには、「日本すもも(プラム)」と「西洋すもも(プルーン)」があります。
主にプラムは生食用、プルーンはドライプルーンやジャムなどの加工用に利用されます。品種は「大石早生」「ソルダム」「太陽」「サンタローザ」「貴陽」などが生食用として、これから7月頃まで、店頭に並びます。
プラムの表面に白い粉の様な物が付着していますが、これはブルームという果実自体を保護するために付いているので食べる直前に洗った方が良いでしょう。食べても害はありません。
さくらんぼ
春に花として楽しみ初夏の頃、果物として美味しくいただける「サクランボ」ですが、実は品種が違うのです。
花を愛でる方は「ソメイヨシノ」「寒緋桜」などで、食べる方は有名な「佐藤錦」「ナポレオン」「高砂」などです。
山梨、山形などから6月中旬をピークに今年も赤く、かわいらし実がパックや箱詰めされて入荷しています。
いちじく
いちじくには百種類以上の品種があり、色も、薄いグリーン、ブラウン、赤、パープルとさまざまです。
国内で出荷されるいちじくの約8割が「桝井ドーフィン」という品種です。1909年に広島の桝井氏がアメリカから日本に持ち帰ったのでその名前がつきました。栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まり、ほどよい甘みとさっぱりとした風味が、生食やジャムなどにもおすすめです。田舎の庭にいちじくの木が植えてあり、夏から秋に熟した実を祖母にもいでもらい食べた記憶があります。台風の影響などがなければ10月頃まで出回ります。
来月の旬のおすすめ果物は、
ライチ、マンゴー、桃(もも)などをお届けいたします。