旬の果物

>> 2015年5月のオススメ果物をご紹介します : 【 2015/5/01更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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アメリカンチェリー

アメリカンチェリー

日本に輸入されているチェリーは、主に、カリフォルニア州とワシントン州(アメリカ西海岸の地域)です。カリフォルニア産は5月初頭から始まって6月下旬まで。 ワシントン・オレゴン産は6月中旬から7月いっぱいと、順に店頭に並びます。

    代表的な品種をご紹介します。

  • ビング(BING)
    アメリカンチェリーの主力品種です。全輸入量の約9割を占め、アメリカ西海岸北部のワシントン州やオレゴン州から、6月中旬から7月頃に輸入されます。果皮の赤黒い色から別名"ダークチェリー"とも言われます。果肉も濃い赤紫色で、酸味が少なく甘みが強く、こくがあります。また、病気に強く、果肉が硬めのため長距離輸送に耐えうることも主力品種となった要因でしょう。

  • レイニア(RAINIER)
    日本のさくらんぼに似た赤黄色の果皮をしています。果肉は柔らかく、甘みも非常に強いので、ビングが苦手な人もレイニアなら大丈夫という人が結構いるようです。 カリフォルニア州でもワシントン州でも栽培されていますが、輸入量は少なく、価格もビングより高めです。

グレープフルーツ

グレープフルーツ

グレープフルーツは、18世紀に西インド諸島バルバドスで、文旦の突然変異として発見されました。
果実の成り方が一本の枝にまとまってたくさん成り、その様子がぶどうの房に似ていることから「グレープ」フルーツと呼ばれるようになりました。1823年、フランスからの移住者がアメリカ・フロリダ州で栽培したのが、アメリカでの栽培の始まりといわれています。 日本に輸入されたのは昭和の初め頃です。当時は高級フルーツとしてもてはやされ、砂糖やブランデーをかけて食べるのが主流でした。
グレープフルーツは100%輸入品で、そのうち3分の2はアメリカ・フロリダ産となっています。 フロリダ産は量だけでなく、皮の薄さ、含まれている水分量、栄養分などでも他の産地より優秀であり、名実ともに世界一の産地です。 その他、アメリカ・カリフォルニア、南アフリカからも数多く輸入されます。 輸入果実としてはバナナに次いで第2位です。これから6月頃まで、フロリダ産が最も美味しくなる時期です。

アボカド

アボカド

だいぶ馴染みの果物になった「アボカド」のご紹介です。
輸入の割合はメキシコが90%、次いでカリフォルニアが8%残り僅かにチリとニュージーランドという構成になっています。品種はハス(HASS)種がほとんどです。
栄養面では、カリウム・ビタミンEを多く含み高血圧予防・老化防止など期待されまた「森のバター」と言われるほど脂肪を多く含みますが、成分は不飽和脂肪酸なので血液サラサラ効果も期待される機能性果実です。わさび醤油で食べても、レモンをかけてそのままでも美味しく頂けます。付け合わせやスープなど工夫次第で利用が広がるでしょう。

果物

果物

果物来月の予告

果物

来月の旬のおすすめ果物は、
プラム、さくらんぼ、いちじくなどをお届けいたします。

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