「たんかん」とは、「ポンカン」と「ネーブルオレンジ」の自然交雑で出来た柑橘系の果物で、中国広東省原産だと言われています。2月から3月にかけて入荷しますが、期間が短い事と入荷量も多くないので売り切れになる場合もあります。

風味はオレンジに似ているのですが、柑橘系の果物の中では一番糖度が高く、また、たっぷりの濃厚な果汁にはみかんの約2倍のビタミンCが含まれています。
産地は鹿児島、沖縄です。

静岡県で「章姫」に「さちのか」を交配して育成され品種で、2002年 7月に品種登録されたのが「紅ほっぺ」です。甘みもあり香りも強いイチゴで、最近各地で栽培されるようになり市場にも多く入荷しています。
ビタミンCを多く含んでいますので、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果が期待されます。

「宮川早生」と「トロビタオレンジ」の交配種です。静岡県の興津果樹試験場で育種され、昭和54年に品種登録されました。果汁が豊富で、「温州みかん」の甘みと「オレンジ」の香りを併せ持っています。3月まで樹上で完熟させてから収穫されます。

名前は、試験場近くの清見潟とそれに「オレンジ（Orange）」を合わせたものです。
産地は佐賀、愛媛、和歌山などです。