あまおう
福岡県生まれ。6年という長い年月をかけて研究開発された末に誕生しました。
大粒(一粒40g程度)で形が整っています。コクと甘味と酸味のバランスがよく、
後味はさっぱりとしています。あまおうの「あ」は「あかい」、「ま」は「まあるい」、
「お」は「おおきい」「う」は「うまい」を合わせたのが名前の由来です。
いちごはフルーツの中でも一・ニを争うほどビタミンCが豊富で、
いちごの可食部100g中約80mgを含有しています。成人が1日に必要なビタミンC摂取量は50〜60mgですが、いちごを5〜6粒食べれば必要量を満たすことが出来ます。
輸入ぶどう
海外から輸入されるブドウは増加傾向にあります。皮ごと食べられるのが特徴。
色は鮮やかな赤紫色や緑色など。大粒でマイルドな甘さが好評です。
ある程度の期間をかけて、船便で大量に運ばれてくるため、安価に手に入れることができます。
輸入ぶどうは、冷蔵状態では非常にもちの良いフルーツで、買った後も1℃前後で冷蔵しておけば、比較的保存が効きます。ただし、乾燥を防ぐため、ポリ袋などに入れてお方がよいでしょう。
残留農薬も海外ではもともと皮ごと食べる習慣がありますから、生産団体のチェック体制は日本以上に厳しい基準があります。また、日本に輸入される際には残留農薬検査も行われています。厚生労働省が調査した結果では、99%のぶどうからは農薬が検出されず、また、わずかに検出されたものでもその量は微量であり、人体には全く害がないものです。品種はレッドグローブ、トンプソン、エンペラー、リビエールなどです。産地はアメリカ、チリなどから輸入されています。
せとか
「清見」と「アンコール」の掛け合わせに「マーコット」を交配させて出来たタンゴールで、清見のジューシーさ、アンコールの甘さ、マーコットの歯切れのよい食感と、三者それぞれの長所を併せ持った品種です。果実の大きさは200〜300g程度で、果皮は赤橙色をしており、非常に薄くて滑らかで、果汁はコクのある甘みと酸味がマッチした非常に上品な味わいです。温州みかんのように内皮(じょうのう)ごと食べられるため贈答用としても人気があります。毎年多くの品種が開発されては淘汰するなか、「せとか」は晩柑類の激しい品種競争に勝ち残った優秀な柑橘類のひとつといえます。
ビタミンC、A、B1が豊富なため、風邪予防や美肌効果が期待できます。小袋ごと食べられるので食物繊維をとることができ、食物繊維は腸の老廃物を掃除し、腸の働きを整えてくれるので、便秘の解消に役立つとされています。産地は長崎県、愛媛県、佐賀県などです。
来月の旬のおすすめ果物は、
たんかん、紅ほっぺ、清美オレンジなど
をお届けいたします。