旬の野菜

>> 2016年10月のオススメ野菜をご紹介します : 【 2016/10/04更新 】
旬の食材は、新鮮で栄養価が高い上に経済的です。また食材が一番おいしい時期になりますので、是非ご賞味ください。
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さつまいも

さつまいも

原産地はメキシコを中心とする中央アメリカとされていて、日本へは、東南アジアを経由して中国から沖縄、ついで九州へと17世紀頃に渡来し、18世紀半ばに各地に普及しました。さつまいもは江戸時代初〜中期のたび重なる飢饉によって、やせ地でも凶作時でも収穫できることから救荒作物として注目され広まりました。

市場で主に流通している品種は「べにあずま」「べにはるか」「鳴門金時」「五郎島金時」「紫いも」「安納芋」などです。それぞれ、ほくほくしているもの、しっとりとしているものと特徴があり、ご飯よりカロリーは低く、食物繊維が豊富で、ビタミンC・Eも含まれていますので便秘解消・風邪予防などに効果が期待できます。産地は鹿児島・茨城・千葉・徳島・宮崎など関東以南の各地です。

食用菊

食用菊

秋の花といえば、菊の花。日本人にとっては、春の桜とともに、馴染み深い花のひとつです。生花や刺身のつま物の小菊など、一年を通して栽培される中で、秋の味として、食べる菊の花は黄色い「黄菊」と、紫色の「もってのほか」は欠かすことのできない旬の食材です。

実は、菊の花はどれも食べられるとのことですが、特に味や香りのよいものが、食用菊として栽培されています。「食べられる花−エディブルフラワー(食用花)」の名前が登場するずっと昔から、菊は日本の代表的なエディブルフラワーのひとつ。しゃきしゃきとした歯ごたえと、ほのかな香り、そして甘さとほろ苦さが、日本独特の繊細な味・伝統の味として、人々に親しまれてきました。産地は山形・秋田・沖縄などです。

玉葱(北海道産)

玉葱(北海道産)

玉ねぎの起源は古く、紀元前27〜25世紀ころ、エジプトで栽培されていた記録があるそうです。日本へは江戸時代に南蛮船によって長崎に入ってきましたが、最初は観賞用にされていました。食用として栽培されるようになったのは、明治になってからとの事。生産量の半分以上を北海道が占めており、玉ねぎも北海道の特産品と言えます。ちなみに、2位が佐賀県、3位が兵庫県です。北海道の玉ねぎは貯蔵性にすぐれているため、11月から4月の冬場は全国の市場で多く取引されています。

独特の辛みと香りは硫化アリルという成分です。切る時、涙が出るのは硫化アリルが目の粘膜を刺激するためです。硫化アリルには消化液の分泌を助け、新陳代謝を促進し、ビタミンB1の吸収をよくするという作用があります。このため、疲労や食欲不振、不眠、精神不安定、精力減退などに効果が期待できます。さらに血糖値をさげる作用や高血圧、動脈硬化の予防にも有効と言われてます。

今年は台風の大雨による水没の被害や病気の発生などにより、収穫量自体も減り貯蔵性も平年に比べると悪くなっていて価格も平年より少し高めです。弊社では1つずつ手に取り痛みなど無いか確認するなど一手間かけて販売致しております。

野菜

野菜

野菜来月の予告

野菜

来月の旬のおすすめ野菜は、
蕪(かぶ)、零余子(むかご)、
などをお届けいたします。

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